【当たり前について】
新型コロナウイルスの影響により、失業情勢やライフスタイルなどが大きく変化しました。朝、目が覚めること、仕事ができること、三度の食事をいただけること、友人といつでも会えることなど…。それらが「当たり前」のようでしたが、決して「当たり前」ではなかったのです。
そんなとき、改めて自分の人生に感謝をしなければと痛感しました。そして、「ありがとう」の反対が「当たり前」だと以前教わったことを思い出しました。
「ありがとう」の語源は、ありがたし。漢字で書くと「有り難し」。あることが難しいと書きます。昔の人はあることが難しいような、そんな奇跡が起きたときに「あぁ~有り難い、有り難い」と感謝し、それがありがとうに変わっていったといわれています。つまり「ありがとう」の反対の言葉は、あることが難しくないこと。「当たり前」であると…。「当たり前」になると、そこには感謝ができなくなります。だから、「ありがとう」の反対の言葉は「当たり前」なのです。
【命、お金、家庭、仕事】
人生の中で、大切なものはほかにもたくさんあります。また、人それぞれ違います。当然のことです。しかし、今回のコロナ禍で思ったのは、この4つでした。
・命について
新型コロナウイルスに感染すると、面会謝絶により家族と会えなくなることも少なくありません。中には、亡くなってから会えたというケースも。そのようなニュースを聞いて、私は命とは何か考えさせられました。命とは限りあるものです。自分の命を守るためには、毎日の健康管理が大切だと感じました。
・お金について
2020年4月27日の西日本新聞で、とある記事を読みました。新型コロナウイルスの影響で仕事が激減し所持金が30円となり、3日間何も食べられない状況にまで追い込まれたネットカフェ難民についての記事です。お金を持つことは、生きていくためには欠かせません。人生はいつ何が起こるかわからないからこそ、今一度お金について見直すことが大切なのではないでしょうか。まずは金銭哲学と本多静六式の蓄財術について一緒に学びませんか?
・家庭について
緊急事態宣言の発令により始まった自粛生活。ステイホーム中に一家団らんのときを過ごし、家族の絆がより深まった家庭もあるでしょう。しかし、一日中家族といることでストレスが溜まっている方がいるのもまた事実です。そのときは家族みんなが笑顔で過ごしている家庭をイメージしてみてください。
・仕事について
新型コロナウイルスの影響により、いち早く解雇の対象となってしまった非正規社員と女性社員。働き方改革によって普及してきたリモートワーク。昨今、未曾有の事態によって失業情勢やワークスタイルが大きく変化してきました。あなたにとって仕事とは何ですか?私は仕事のあり方が変わりつつある今だからこそ、改めて働く意味を考えることが重要だと思っています。もちろん、考えて動いたからといって必ずしも仕事の目的が達成されるとは限りません。しかし、目標を掲げて生活することは、きっと充実した人生を送る第一歩につながるはずです。